ブルガリクス菌

ブルガリクス菌というと、ヨーグルトを作るときに使われている乳酸菌として知られています。日本では別名をブルガリア菌とも言われていますが、このブルガリクス菌についてまとめてみましょう。

 

ブルガリクス菌でヨーグルトを作る

ブルガリクス菌はヨーグルトを作るときにサーモフィラス菌と一緒に使われます。この2つは昔からヨーグルト作りではセットで使われている乳酸菌の一種です。これらはヨーグルトやチーズを作るためには欠かせない菌だと言われヨーロッパでも昔から使われています。
例えば他の酵母との共生発酵によってできたケフィアなどは、ヨーロッパではヨーグルトとは呼ばず、別のものとして扱われているそうです。実際には味も見ためも似ているものですが、ケフィアはヨーグルトではないという認識となります。それほどヨーロッパでは、ヨーグルトはブルガリクス菌とサーモフィラス菌で作られたものに限定されているのです。
ヨーグルト作りでのブルガリクス菌の役割は、タンパク質の分解と活性化作用となります。そしてアミノ酸が作られ、サーモフィラス菌がそれを育成しギ酸を作ります。そのギ酸がまたブルガリクス菌が増殖するという、その繰り返しによってヨーグルトを作り出すのです。

 

ブルガリクス効果

乳酸菌にはたくさんの種類の菌が存在していますが、その中のビフィズス菌属などは多くの人が知っている乳酸菌の1つではないでしょうか。それと同じようにラクトバシルス菌属の中にブルガリクス菌が存在しているのです。このラクトバシルス菌属には今注目されているLG21乳酸菌やガゼイ菌なども含まれています。ラクトバシルス菌属の乳酸菌はピロリ菌の除菌効果があるということで知られるようになりました。
しかしブルガリクス菌よりLG21乳酸菌の方がピロリ菌に対しての殺菌作用は強いため、LG21を多く含むピロリ菌対策を意識したヨーグルトも発売されています。もちろんブルガリクス菌にもピロリ菌に対する殺菌作用がないわけではありません。

 

腸内では生息できない

しかしブルガリクス菌は人の腸内では生息していないと言われています。ヨーグルトとして摂取したブルガリクス菌は、腸内に一定期間生存することはできません。そして胃酸、胆汁などの影響も受けやすいため、そのままの状態で腸内に届くこと自体が難しいのです。そのため腸内環境を良くするには、ブルガリクス菌を少なくとも毎日取り続けることが大切になります。

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