トランスフェリンとラクトフェリンの関係

トランスフェリンとタクトフェリンは共通するところもありますが、まったく違う作用をもった成分です。ただどちらも糖タンパクの一種であり、いろいろ似ている特徴もあるようです。タクトフェリンについて考えてみましょう。

 

2つの関係

トランスフェリンもラクトフェリンも、どちらも糖タンパクの一種です。そしてどちらも共通点は鉄分に結合するという性質が似ていても作用はまったく違います。どちらも糖タンパクであり鉄と結合する性質を持ち、ラクトフェリンは乳や唾液や涙に多く含まれ、トランスフェリンは血漿の中に含まれます。

 

トランスフェリンについて

トランスフェリンは肝臓で生成され、鉄分と合体して各細胞に鉄分を運ぶ作用があり、細胞の表面にはトランスフェリン受容体があって、ヘモグロビン合成のために鉄を必要としています。鉄と結合するところがラクトフェリンと似ているところですが、違った成分だということは鉄分と合体してからの役割にあるのです。
傷ができたときに出血すると、そこにかさぶたができます。かさぶたには鉄分が含まれおり、トランスフェリンは鉄分と結合してかさぶたを作ろうとします。トランスフェリン1分子に鉄分2分子を結合して傷口に集まります。
またトランスフェリンは鉄イオンと強く結合することで遊離鉄分を吸収していくため、抗菌作用が強く細菌を存在しにくくすると言われています。そしてトランスフェリンが機能することで、自然治癒力もおおいに活性化するとのこと。
そのためトランスフェリンが減ると感染症を引き起こし、免疫が落ちることから膠原病などのリスクも高まります。トランスフェリンの減少で免疫機能も落ちますが、逆に肝炎や肝硬変の機能が落ちるとトランスフェリンが不足します。また先天性のトランスフェリンの欠損症として無トランスフェリン血症という疾患があるということになります。

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